何が表示されないのかを具体化する
「会社のサイトが出ない」という相談には、会社名でトップページが見つからない場合、製品ページが未登録の場合、一般的なサービス名で上位に出ない場合があります。最初に、調べた検索語、期待するURL、端末、確認した日を残しましょう。
例えば会社名では表示されるのに「精密部品 試作」で見つからないなら、サイト全体がGoogleから消えたとは限りません。反対に、公開したばかりの製品ページだけが見つからないなら、そのページの状態を調べる方が話を絞れます。
URL検査で登録状況を確認する
Search Consoleで対象のURLを検査し、インデックス登録の状態と、その説明を読みます。公開URLのテストは現在アクセスできるかを調べる機能であり、登録済みの情報や実際の検索表示と同じものではありません。両方の結果を混同しないようにします。
担当者は結果を保存し、どのURLをGoogleが正規ページとして選んでいるかも確認します。別のURLが選択されている場合は、重複ページやURL変更の意図と合っているかを制作会社と照合してください。希望だけを伝えず、実際の検査結果を添えると確認が進みます。
公開設定とページへの経路を点検する
開発中に使った検索除外の設定、ログイン制限、誤った転送が残っていないかを調べます。一般の閲覧者が開けるか、最終的にどのURLへ移動するか、主要な内容が表示されるかを確認します。設定の変更は、原因と対象範囲を把握してから行いましょう。
サイト内に案内リンクがないページも見直します。製品一覧、関連サービス、既存記事から自然に到達できる場所を用意します。サイトマップを送信していても、それだけで登録や順位が保証されるわけではありません。ユーザーにとって必要なページとして案内できているかが判断の出発点です。
登録済みなら検索語と内容を照合する
URLが登録されている場合は、検索パフォーマンスでページと検索語の組み合わせを見ます。表示回数があるか、どんな語で表示されるかを確認し、期待する検索目的と本文が一致しているかを考えます。一般語で上位に出ないという理由だけで登録申請を繰り返す必要はありません。
加工サービスのページなら、対応素材、ロット、依頼時に必要な情報など、読者が判断できる説明があるかを点検します。競合より文字数を増やすことを目的にせず、自社が実際に答えられる範囲を具体化します。裏付けのない納期や実績を追加してはいけません。
修正した内容と確認日を残す
記録には、対象URL、検査結果、変更した設定や本文、担当者、再確認日を含めます。登録を妨げる問題を修正した後に必要な操作を行い、時間を置いて確認します。複数の変更を一度に行うと、何が影響したか分かりにくくなります。
Googleの登録や順位には確約できる日数がありません。社内への説明では「修正と再確認の日程」と「検索への反映時期」を分けましょう。原因が分からないままページを削除したり、同じ内容のURLを増やしたりするより、調査の記録を引き継げる状態にする方が有用です。
実務チェックリスト
- 検索語と期待するURLを記録する。
- URL検査で登録状態と正規URLを確認する。
- 公開URLのテストと登録情報を区別する。
- 公開設定、転送、サイト内の案内リンクを点検する。
- 修正内容と再確認日を一つの記録にまとめる。
参考資料と適用範囲
- Google:URL 検査ツール(英語)support.google.com
技術的な参考資料。本文の設定例と確認手順は編集部の提案です。
- Google:検索パフォーマンス レポート(英語)support.google.com
技術的な参考資料。本文の設定例と確認手順は編集部の提案です。
FAQ
よくある質問
サイトマップを送れば必ず登録されますか?
いいえ。URLを知らせる手段として使えますが、登録や検索順位を保証するものではありません。ページの状態と内容も確認します。
会社名で検索に出れば問題はありませんか?
トップページが表示されることは確認できますが、すべての製品やサービスページの状態までは分かりません。重要なURLを個別に調べましょう。
毎日登録リクエストを送るべきですか?
繰り返し送ることを改善作業の代わりにしないでください。まず検査結果に基づく問題を修正し、その内容を記録して再確認します。
